むすめと、むすこと、時々わたし。

1歳7ヶ月差の女の子と男の子を育てています。

アレルギーの話。

2016年1月生まれの息子は食物アレルギーです。

 

小麦粉、卵、乳。

いちごと桃、脂の多い魚も?

ピーナッツも怪しい。

 

産後、産科では母乳とミルクを飲んでいました。退院後も母乳の出が良くなるまではそれを続けていました。

その時は全く問題ありませんでした。

 

3ヶ月くらいして、私の体調が優れない時に粉ミルクをあげたところ、蚊に刺されたような湿疹が…

 

蚊のいない季節なのに…

 

あ!蕁麻疹?まさか!アレルギー?

 

小児科でアレルギー検査をしてもらったところ、卵と乳にアレルギー反応が出ていました。

 

この時は小麦粉は出ていませんでした。

 

生後7ヶ月、事件は起こりました。

 

実家の近くで遅いモーニングに喫茶店へと祖母(私の母)と私、娘と息子で行った時にあまりにも欲しそうにするので小指の爪半分くらいの量をあげました。

この時、息子はパンを食べるのは2回目でした。

1回目は何も症状は出ていませんでした。

 

15分後からくしゃみと咳をし始め、痒がり、蕁麻疹が脚に出ました。

そのころから、呼吸を苦しそうにしていて、なんか嫌な予感。

寝ていたので、少し様子見。

次に息子の顔を見た瞬間、焦りました。

 

瞼がぽんぽんに腫れ上がっていました。

時刻はお昼。小児科はやってない。

 

救急相談へ電話しました。

 

そのような状況の場合は救急車を呼ぶようにと言われていますと言われてしまいました。

 

私は血の気が引きました…

 

冷静を装い、祖母に救急車を呼ぶことを伝え、電話しました。

 

電話で住所はどこですか?と聞かれ、外出中なので分かりません!と答えると、近くに目印は?と言われたのでショッピングモールの名前を言うと、そこの◯◯◯◯のお店の前で待っていて下さい!

 

サイレンが聞こえるまで祖母の車で待機していましたが、生きた心地がしませんでした。

 

もし救急車到着までに何かあったら、どうしよう!!!

お願い!早く来て!救急車!!

と心の中で何度も願いました。

 

救急車が見え、懸命に手を上げてココです!!とジェスチャーしていました。

 

息子は何が何だかわからず泣いていました。

 

救急車が来た頃にはピークは過ぎたのか、瞼の腫れは少しだけ引いていました。

 

祖母と娘は後から車で来て下さい!と救急隊の方に言われていましたが、パニックになっていて、そこの病院がどこかわかりません!!と言っていました。。

 

救急隊の方に、え!?しっかりしてよ!ちゃんと来てね!?と言われていましたが、何とかなるだろう。最悪タクシーで帰ろうと思い、私は素早く救急車に乗り込みました。

 

初めて乗る救急車は本当に緊張しました。

とにかく、息子よ、無事でいて!!と思って病院まで脚に力を入れながら行ったと思います。

 

中ではどうしてこうなったか?と質疑応答。

熱を計る、酸素濃度?を測ったりしていました。そのとき96〜97パーセントだったと思います。

保険証を出したり、記入したり色々しました。

 

救急車に乗ってる時間はそんなに長くなかったと思うけどすごく長かったです。

 

救急隊の方は皆さんとても良い方でした。

 

息子は救急車でずっと泣き叫んでいました。

病院に着くと名前を言って、ベッドに通され手続きをし、救急スタッフ?の方が手と足に酸素濃度を測るのを付けて、採血をして点滴をして、先生が来るのを待ちました。

 

ここの順番は全く覚えていません。

 

しばらく息子の隣にいて、採血と点滴をするから、お母さん出て言って下さいと言われて、出た後に待合室まで泣き叫ぶ声が聞こえて来ました。

 

これは本当に心が痛かったです。

約30分泣いていたと思います。

 

待合室には祖母と娘が見当たらず、しばらく一人で待っていました。

 

しばらくすると祖母と娘が来て、良かった!車で来れたんだ!そんな会話をしたと思います。

 

祖母はGoogleマップを使って来た!

やろうと思えば私だってiPhoneを使いこなせる!!と言っていました。笑

来る途中、娘は寝てしまったそうで、起きてから待合室に来たそうです。

 

娘もとても不安げな顔をしていたので、大丈夫だよと声をかけました。

そこの待合室はなんだか暗い顔の人ばかりだったので、祖母に娘を違うところに連れて行ってもらいました。

 

息子の泣き声が聞こえなくなると、中にお入り下さいと言われました。

 

ベッドに行くと息子はタオルに包まってひっくひっくしながら寝ていました。

泣き叫んで汗をかき、裸にされ、タオルに包まれたとのこと。

 

なんだか、かわいそうで。かわいそうで。

 

お願いだから、おじいちゃんになるまで大きな病気をせず健康でいるんだよ!と言っていました。

 

しばらくすると先生が来て、小麦粉アレルギーの反応が出ているからとの事で、色々とアドバイスをいただき、今回は入院しなくて帰宅していいですと言われました。

 

一週間後、その先生に診て頂き、自宅近くの病院に紹介状を書いていただき、自宅に戻りました。

 

それからと言うもの、私はとても神経質になってしまいました。

 

またあんな風になったらどうしよう!?とあの時の出来事がよぎります。

 

いま、1歳4ヶ月の息子は小麦粉、卵、乳を完全除去。

 

1歳になる前は色んなものに過敏に反応してたと思いますが、少し落ち着いて来たかな?と思います。

 

再来週、専門病院で検査を受ける事になったので、このことを思い出して書いてみました。